NEKOMA MAGAZINE vol. 38

スキー進化論 vol.8
スキーの進化。その先には・・・

category : pickup
writer : riki nakajima
2016.03.16

生活のために必要だったスキーが競技化され、一方でレジャー化し生涯スポーツとまで言われるようになった。そんなスキーの変化と道具の進化について書いてきたが、この進化は人間の飽くなき探究心からくるものであり終わりはないだろう。
しかしその中で、普遍的であり続ける重力の利用とスキーそのものの魅力。スキーをしている時は全てがチャレンジであり、無我夢中になれる。必死で滑り、他のことが頭に入ってこない。ある意味で“無の境地”に達する。その感覚がたまらない!

スキーをしなければ、見られない景色がある。
スキーをしなければ、知れないことがある。
スキーをしなければ、感じられない感覚がある。
スキーをしなければ、訪れることのなかった地に足を向けさせてくれる。
雪は音を吸収し、あたりを静寂に包む。その地の美味い飯を食い、旨い酒を呑む。

人に触れ、文化に触れ、温泉につかり、山での思い出を反芻する。その時間を、仲間や大切な人たちと共有できたならどんなに素晴らしいことだろうか。それこそがスキーの魅力の本質である。そこには、上手い下手は関係ない。これらの魅力は、あなたが「雪山」にさえ足を向ければ出迎えてくれるだろう。

世界有数の雪国「日本」

世界からその魅力に取り憑かれた人々が、日本の素晴らしい雪山を堪能するためにやって来る。美しい四季のある日本で、五感すべてで楽しみたい。そしてそれがお気に入りの道具とならば、ひとしおである。

writer
中島 力
「星野リゾート アルツ磐梯」のマウンテンガイドを務めるフリースキーヤー。どんな斜面でも突っ込んでいくスタイルが信条。 各種イベントのMCとしても大活躍。

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