NEKOMA MAGAZINE vol. 21

Mountain Wave Project Episode2-2
ターンの本質を妄想する、創造する

category : カルチャー
writer : Keiichi Ishiuchi(CAP)
2016.01.06

朝一の圧雪バーン。まだ誰もラインが入ってない圧雪車のミルの跡。そこをフルカービングで刻むのはやはり気持ち良い。パウダーランとは違った、重力との微妙な駆け引きを足腰で踏ん張る。太ももの筋肉はパンパンだけど何故か達成感は最高だ。前回の記事でターンは「快楽の為にやる」と書いたが、快楽ばかり追求するとやはりその代償として疲れは半端ない。

コースの端に来たからターンをする。人がいたから避ける為にターンをする。という気持ちが多かったかもしれない。快楽の為にターンをし続ける為には、もちろん誰もいない朝が一番だが(!)自分のラインを創造する事が実はもっと気持ち良さを増長させるものだ。しかし気をつけたいのは、「ターンをする場所が気持ち良い場所かどうか?」という点。

ガタガタの場所やアイシーな場所でターンするのは、快感度合いは落ちてしまう。だったらそのような場所を避けて自分のラインを決める。これ実は結構大事。コースを見渡すと、色々な場所に快楽度合いを引き下げるアイテムが隠れてる。それを避けてコースをロックして滑る。百発百中で当てるのは難しいかもしれない。時にそこに人がいたり、時に雪質が急激に変化していたり…

しかしスキー場の素晴らしいところ。それは繰り返し滑れるところ!もし快楽度合いが下がってしまっても、次の回に再度トライすればいいじゃない。そうやって創造し続けると、半日同じ場所を滑っていても全く飽きない自分がいるはず(たまには飽きる時もあるけど…)。体力が落ちてきたら1日ぶっ通しで滑る事は難しい。だからこそ、今一度快楽度合いを考えたライン取りを決めて過ごして!

【今後の連載予定】


1月10日発売号 BLUE MAGAZINE

~Snow Surfの世界へようこそ~
Surferへ送るSnowの世界を今回登場したtappyさんのインタビューやその他織り交ぜながら当方CAPが
執筆した特集記事

1月27日発売号「Mountain Wave Project」by FREERUN

~基本に忠実なターンを再度見直す~
地球からの重力を最大限受け止めて、最高に気持ちいいターンを完成させる。沼野健補の力が抜けたスタ
イリッシュな動きを解析しながら基本に忠実なターンを見つめ直すテクニックissue。
1月16日「Mountain Wave Project」by WORKSHOP in ALTS
【キャットエリア積雪不足に伴い1月16日開催分は中止とさせて頂きます】
※なお既にご予約頂いている方へは追って個別にご連絡を差し上げます※
2月13日「Mountain Wave Project」by WORKSHOP in ALTS
FREERUN1月27日発売号に合せたワークショップを2/13(土)に開催。ゲストはもちろん!銀河系一スム
ーズかつスタイリッシュなターンを魅せる沼野健補(Gentemstick/Patagonia)を迎えたターンに特化した
クリニック。必見!

【WORKSHOPのご予約についてのご案内】
全てのWORKSHOPはFREERUNの発売号後となります。
2月13日WORKSHOP予約開始日→1月26日午後5時~
なお定員は10名様までとなりWEB予約&事前決済のみとなります。

writer
石内 圭一(CAP)
2010年から2012年まで裏磐梯猫魔スキー場支配人時代に猫魔パークで肋 骨複雑骨折以来パークにはほとんど入らなくなった40代スノーボーダー。 35歳までにバックサイド900の夢も達成出来ず今でははすっかりパークが 遠い存在に。久しぶりにグラトリやれば全身筋肉痛に悩まされる日々。

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