NEKOMA MAGAZINE vol.

NEKOMA TIMES 猫魔の今を斬る

category : カルチャー
writer : Keiichi Ishiuchi(CAP)
2015.12.01

12月5日からオープン予定の裏磐梯猫魔スキー場。猫魔の今を伝えるNEKOMA TIMES。スキー場業界用語が飛び交う新聞へようこそ。これを読めば貴方もスキー場の裏方マニアになれるかも…

リフト格納庫では今か今かと稼働を待つリフトの列があります。既にワイヤーと搬器を繋ぐ圧搾器(※1)の点検も終了しグリスもたっぷりと塗られてオープンを待ちます。フードには昔懐かしい猫魔のステッカーと「FLYING CAT」の文字。昭和を感じます。ちなみに索道(※2)には自動循環式と固定式(※3)の2種類が存在。

【業界用語解説】
※1→ワイヤーと搬器を繋ぐ大事なパーツ
※2→リフトの正式名称、日本の索道は鉄道事業法に基づいた運営が必要
※3→自動循環とは俗にいう高速リフト、固定式とは低速リフト

12月5日オープンするためには非常に重要なSMS(※1)、猫魔にはHKD(※2)と自走式(※3)が存在。最近の降雪機はマイナス0.6℃で降雪が可能なタイプもあるようだが、昭和の香りがする猫魔はマイナス3℃
を下回らないと降雪は不可。夜間安定的にマイナス3℃以下になる11月下旬から降雪開始になるか。神に祈ろう。

【業界用語解説】
※1→Snow Making Systemの略 人工降雪機の意味
※2→米国HKD Snowmaker社が販売するスノーガンタイプの降雪機の略称。「粒子量が大きく風に強いので造雪量が多い」「高温時でも造雪性能が落ちない」「軽くて移動させ易い」 などメリットが大きい
※3→HKDでは降雪が出来ない箇所へキャタピラー付の自走降雪機。通称「自走式」使用例文として「HKDが3器と自走式3器あるから12月のオープンは万全だ」

雄国第2リフトは固定式。通常の速度は2m(※1)。ちなみに猫魔はB線、丸山第3、雄国第2が2mで猫魔第1と丸山第2は2.3m(※2)。ちなみに自動循環の速度は4m(※3)。速度に注意するだけで乗るリフトの
イメージが相当変わるはず。

【業界用語解説】
※1→2m/s。つまり秒速2mの意味
※2→2.3m/s。つまり秒速2.3mの意味
※3→自動循環式は4m/sが基本、ただ最新型になると5m/sやゴンドラだとそれ以上の速度の場所もあ
る。使用例文として「今日風が強くて減速1.6だから遅いんだな」

NEKOMA TIMES

NEKOMA TIMESは私、記者石内(@kei4cap)が読者をスキー場業界用語漬けにする勝手な新聞。猫魔の今の状況と業界用語を交えて明日からスキー場通になってもらいたい。

writer
石内 圭一(CAP)
2010年から2012年まで裏磐梯猫魔スキー場支配人時代に猫魔パークで肋 骨複雑骨折以来パークにはほとんど入らなくなった40代スノーボーダー。 35歳までにバックサイド900の夢も達成出来ず今でははすっかりパークが 遠い存在に。久しぶりにグラトリやれば全身筋肉痛に悩まされる日々。

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