NEKOMA MAGAZINE vol. 13

Mountain Wave Project Epsiode1-1
オルタネイティブを道具から表現する

category : pickup
writer : Keiichi Ishiuchi(CAP)
2015.11.07

道具って重要ですよ。そんなぁ事、知っています。重々承知しています。しかし実際どの程度重要か、「加齢」と共に気づき始めます。「加齢」という言葉はあんまり好きにはなれないけど、やはり年齢には勝てません。「Mountain Wave Project Epsiode2」はそんな道具にまつわるお話…

大好きな東京のFM曲。「インターFM897」。Radikoのお陰で全国どこでもここの放送を聞く事ができる。そんなインターFMの中で「Alternative nation」という番組が土曜日にある。「オルタナティヴ」とは異なった流れを意味していて、サーフ業界では既に市民権を得た言葉だがスノー業界ではまだまだ認知率は低い。

本流とは異なる違った流行…。自分の中に生きる流行とは何だろうか?

サーフィンが大好きなCAP(@kei4cap)にとって、板は自分のスタイルを写し出す必需品。当たり前って言われるかもしれないけど、板によって自分のスタイルを変える。板によって滑る場所を変える。板によって遊び方を変える。これってとても面白い。仲間や場所やコンディションに応じてサーフボードを変えるのと同様に、スノーボードでも変えてみようじゃない。

ここで「加齢」が再びキーワード。だってその昔、板を買うのは相当大変だった。けど少しお金に余裕が生まれれば2枚以上持ってもなんとかなる。じゃぁ買いましょう!

FREERUN版「Mountain Wave Project」1/27発売号に出演予定の沼野健補(Patagonia/Gentemstick)はこう熱く語る


“板に合わせて自分を変えていく…もちろん「加齢」とともに考え方は変わったよね(笑)自分が今まで思っていた通りに踏んでも反応してくれなかった。どうやったら板は自分に馴染むだろうか?
それを意識して滑っていったら今のスタイルに変革していく。まさに板に導かれた感じがします”

なるほど板に導かれる…素敵な感触。
しかし時として工場から出荷仕立ての板はまだゼロの状態であって、道具はそこから進化する。そんな重要な事。実はお恥ずかしながら、ここ3~4年で知った事実。それまでは「WAXを自分で適当に掛ける」程度。いやぁそれでは板の性能を10%ほどしか絞り出せない。

これまたFREERUN版「Mountain Wave Project」12/27発売号に出演予定の境田和憲(BATSUGUNTUNE)はチューナップのプロの目からこんな事を伝える


”工場から出荷した品物はほぼマジックボードの可能性はゼロに近いが、やはり最大限の性能を引き出すチューン&シェイプを行うと誰にも手渡したくない(実際はほとんど無いけど)ほどのものを手にする確率が圧倒的に上がる”

やはりそうなんですよね。道具って好みがたくさんある。それがスノーボードの素晴らしい世界感だし正直どんな板でも良い。でもチューンに関してはプロの人と一緒に二人三脚で作り上げて初めてその人のスタイルを最大限引き出せる板が完成されるものなんだな。

「加齢」と共にスノーボードの世界から遠ざかったしまいがち。
でも、もう一度道具とそれに合わせたチューン&シェイプに目を向けるときっと新しい世界が見えるはず。そうalternativeな流れは自ら作って自ら進化させる事が出来るのだ。

【今後の連載予定】

11月20日配信予定「Mountain Wave Project」by ALTS MAGAZINE episode 1-2
~クラフトマンが織りなす巧な技で自分を表現する~
トラビスライスやブライアンイグチなど錚々たるライダーを輩出した、アメリカワイオミング州ジャクソンホール。そこでひっそりと地元の木材を切り出して板を創り上げる
クラフトマンが。なぜその道を諭す事に?遥か10,000km離れたグランドティトン国立公園の深い森から道具を再考する

12月27日発売号「Mountain Wave Project」by FREERUN

~道具とそれに沿ったスタイル変革のストーリー~
今回インタビュー出演頂いた境田和憲氏や沼野健補氏など、ライダー・チューンナッパー・クラフトマンから道具に合わせたスタイルの形成についてそれぞれの想いを織り交ぜて掲載。
1月16日「Mountain Wave Project」by WORKSHOP in ALTS
【キャットエリア積雪不足に伴い1月16日開催分は中止とさせて頂きます】
※なお既にご予約頂いている方へは追って個別にご連絡を差し上げます※

Mountain Wave Projectは私、筆者石内(@kei4cap)の独断と偏見を元にALTS MAGAZINEでの定期的な配信、そして雑誌 FREERUNでの同一名での毎月連載そしてアルツで開催されるワークショップからなるスノーボードの新しい向き合い方をキーワードにした全く新しいプロジェクトです。

writer
石内 圭一(CAP)
2010年から2012年まで裏磐梯猫魔スキー場支配人時代に猫魔パークで肋 骨複雑骨折以来パークにはほとんど入らなくなった40代スノーボーダー。 35歳までにバックサイド900の夢も達成出来ず今でははすっかりパークが 遠い存在に。久しぶりにグラトリやれば全身筋肉痛に悩まされる日々。

Recent Post

最近の記事
pagetop