NEKOMA MAGAZINE vol. 07

Mountain Wave Project プロローグ
山をサーフする、雪をサーフする
スノーボードを追い続けたい人へ、雪山との新しい向き合い方

category : トレンド
writer : Keiichi Ishiuchi(CAP)
2015.10.13

私スノーボードが好きです。いやスノーボードバカです。そんな自分にとってスノーボードをした事ない人(スキーも含めて)に出くわせば「トライしてみるといいよ!」という言葉を言いたくなってしまう。でもそれ以上に現役の人が「もうスノーボードはしない」という言葉ほど残念になる言葉はない。

もう3年前…スノーボード19年目が始まる冬のある日。実は「この残念な言葉」を頭がよぎった瞬間が。
とうとう自分にも来たか。「ちょっとお休みかな?」と。過去19年間、毎年100日程滑る生活を続けてきた中この言葉は自分なりに衝撃的でモチベーションもただ下がり。やばいこの冬本当に乗り切れるの?

「この板ちょっと乗ってみなよ」これまた20年近く滑り仲間の一言から全てが始まる。魔法の板何て自分には無い。板は自分の道具であってボス(=操縦者)は自分。そんな頑固オヤジの考えをもってきた自分にとっても「板に乗らされる気分」は結構居心地がいいもんだな。

その日から「板に合わせて自分の滑りを変革」というまるで180度違う生活が始まった。滑りたての時代みたく、1本でもいいから。どんな雪質でもいいから。もちろん斜面はどんな斜度でもいいから。そんな欲求の塊が押し寄せてくる。「もうスノーボードはしない」なんて絶対言えない。いや絶対にありえない。

今年で22年目のシーズン。もうすぐ冬がやってくる。用途に合わせた5種類の板に合わせ、自分の求めるスタイルを板毎に操る。すげぇ気持ちいあの感覚。今年も100日(去年は92日でジエンド)は行きたい。色んな斜面、色んな雪質、そして色々な仲間と。スタイルを磨いて自己満足に浸って。だからこそ自分が通ってきた道を皆んなに伝えたい。そう「もうスノーボードなんてしない」から「スノーボードなしでは生きれない」にするために。

【次回:オルタネイティブを道具から表現する】

Mountain Wave Project

Mountain Wave Projectは私、筆者石内(@kei4cap)の独断と偏見を元にALTS MAGAZINEでの定期的な配信、そして雑誌 FREERUNでの同一名での毎月連載そしてアルツで開催されるワークショップからなるスノーボードの新しい向き合い方をキーワードにした全く新しいプロジェクトです。

writer
石内 圭一(CAP)
2010年から2012年まで裏磐梯猫魔スキー場支配人時代に猫魔パークで肋 骨複雑骨折以来パークにはほとんど入らなくなった40代スノーボーダー。 35歳までにバックサイド900の夢も達成出来ず今でははすっかりパークが 遠い存在に。久しぶりにグラトリやれば全身筋肉痛に悩まされる日々。

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